相続税がかかるものとかからないもの

相続税がかかるものとかからないものには明確な区分があります。

相続税のかかる財産

• 現金、預貯金、有価証券: 金銭に換算できる資産は相続税の対象です
• 不動産: 土地や建物なども課税対象です
• 動産: 車や貴金属、骨董品なども含まれます
• みなし相続財産: 生命保険金や死亡退職金など、被相続人の死亡によって得られるものも課税対象となります

相続税のかからない財産

• 祭祀財産: 墓地、墓石、仏壇、仏具、神棚などは非課税です。ただし、投資目的で所有している場合は課税されます
• 一定額までの生命保険金と退職手当金: 法定相続人の数に500万円を掛けた額までは非課税です
• 公益目的の寄附: 国や地方公共団体、特定の公益法人へ寄附した財産は非課税です
• 損害賠償金: 精神的苦痛に対する慰謝料は非課税ですが、財産的損害に対する賠償金は課税対象です

これらを理解する事で、適切に相続税を申告や、節税対策を考える事ができます。